私はあなたがいなくても困らない

何を言っても、すべて、「でも〜」とか、「それは違うよ〜」と相手を否定し、言葉の表面的な部分につっかかってきて、中身を話させてくれない人とは、早めに関係を切らないと、病気になってしまいますよ。

何かを感じるって、素晴らしいことだと思うんです。例えそれが、誰かの目には間違った感じ方だとしても、自分がそう感じたのだから、感じた自分を責める必要はない。相手の目が間違っている可能性だってあるのですから。

理解してもらえなくて、否定ばかりされて、自分に自信がなくなってしまった皆さん。

そこにいてはいけません。

残念ながら、その相手はあなたを洗脳し、依存させ、病気にさせます。

もし、あなたにとってその人が、いなくなってしまっては困る人だとしたら、余計に危険です。

そのような逃げ出せない状況で否定され続けると、人格が壊れます。

特に、言っていることとやっていることが矛盾している場合に、注意して下さい。

意見を求めるくせに、それについて何か答えると、片っ端から否定するような相手は、あなたをコントロールしたいだけだし、相手を否定することで自分が気持ち良くなりたいだけです。

繰り返しますが、そういう相手と長い間一緒にいると、あなたは病気になります。幸い、病気にならなかったとしたら、あなたは洗脳されるか、相手に依存してしまうか、もしくはその両方です。

ひとりになる勇気を持ってください。

案外、その人なんていなくても、何とか生きていけるものです。

最初は戸惑うかもしれないけれど、タフな世の中で生きていくには、寂しさを乗り越えて強くなることも必要です。

残念ながら、人間関係は全て、「困っている人が負け」です。

だから、少し寂しい気もしますが、時には心の中で、相手に向かってこう宣言しましょう。

「私はあなたがいなくても困らない」

何が何でも勝つ必要はありません。

ただ、いい加減に、負け続けるのはやめにしませんか?

<< エッセイ
<< HOME  ↑TOP↑  ご予約 >>

Copyright © Naoya Sakurai.
All Rights Reserved.